コンバータについて
皆様こんにちは。
大阪府堺市で、盤制作、シーケンサの更新、インバータの更新、高圧キューピクルの据付から撤去などの電気工事一式を手掛けているフジイ電気設備です。
今回のブログは前回少しだけご紹介したコンバーターについてご説明したいと思います!
①コンバーターってなに?
コンバータは英語のconvert「~を変える・変換する」の名詞形となります。
つまり変換装置を意味します。AC(交流電圧)をDC(直流電圧)に変換する機器のことをAC/DCコンバータと言います。
あらゆる電気機器には電源回路が組み込まれ、ここで交流を直流に変換し、駆動電力を作り出す仕組みになっています。
交流から直流に変換することを整流、あるいは順変換と呼び、コンバータは日本語では整流器や順変換装置などと呼ばれることがあります。
②コンバーターの必要性
なぜ、AC/DCコンバータは必要なのか?
家庭やビルに送られてくる電気は100Vや200VのAC電圧です。
それに対して、みなさんが使う電気製品のほとんどは5Vや3.3VのDC電圧で動作します。
つまり、送られてくるAC電圧をDC電圧に変換しなければ、電気製品が動かせないということです。
③なぜAC電圧で送られてくるのか?
電気は水力/火力/原子力など発電所で作られます。この発電所は山間部や海岸などにあり、そこから都市部までに送電するには、AC電圧のほうがメリットがあります。
簡単に言うと、高電圧/低電流でAC電圧送電をすることで、伝送損失(エネルギーロス)を低減させているのです。
しかし、一般家庭では高電圧をそのまま利用することはできないので、何箇所かの変電所を経て段階的に変圧(降圧)を行い、最終的に家庭に引き込む前に100Vや200Vまでに変圧されます。これらの変圧もACのほうが簡単ということでAC電圧で送られてくるのです。
いかがでしたか?
日常的に使用される家電製品はほとんどが「直流」の電流で動くように設計されています。そのため、発電所から送られてきた「交流」の電流を「直流」に変換する必要があるのです。インバーターに加え、コンバーターも生活する上で必要不可欠な電気機器と言えますね。
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