[覚えておきたい】電線の種類の紹介
皆様こんにちは。
大阪府堺市で、盤制作、シーケンサの更新、インバータの更新、高圧キューピクルの据付から撤去などの電気工事一式を手掛けているフジイ電気設備です。
今回は電気工事にか欠かせない電線についてご紹介していきたいと思います。
電気工事において電線は欠かせないアイテムです。しかし種類が多すぎて全てご紹介はできないので基本的な電線の種類についてお話ししたいと思います。
①電線ってなに?
電線とは主に動線などの電気を通しやすい物質をビニールなどの絶縁物で覆ったものです。
電線には「絶縁電線」「ケーブル」「コード」などいくつかの種類があってそれぞれ更にいくつかの種類に分類されます。
②電線の種類について
【絶縁電線】
動線などの導体を絶縁物で覆った電線。
動線1本を絶縁物で覆った「単線」
細い銅を複数本より合わせて絶縁物で覆った「より線」
主にこの2種類に分類されています。
【ケーブル】
絶縁電線をビニールの外装で覆った電線
【コード】
一般的に屋内で使用される電気器具に取り付ける電線。電球用や移動に用いる。
③電線の太さと電流
電線は太さによって流せる電流(許容電流)が決まっています。
電柱の電線は近くで見れませんが、それでも太さの違いはわかると思います。許容範囲があるという事は、それを超えると燃えるかもしれない。
許容範囲を超える電流を流すと電線はどんどん熱くなり、その熱の度合いによっては絶縁体が燃え、周りに燃えやすい物があれば引火によって火災が起こります。何も知らずに電線を繋ぐと大きな事故を起こす危険があります。
無資格者が電気工事をしてはいけませんと言う理由の一つには、こういう事があるからです。
④資格なしでもできる電気工事
③で無資格者が電気工事をしてはいけない理由をお話ししましたが、資格がなくてもできるような電気工事があります。それは、電気工事士法施行令第1条にある「資格なし」で作業ができる電気工事です。簡単にご紹介します。
電圧600V以下の電気機器の接続・ねじ止め・取り付け・取り外し作業など。。
電圧600V以下で使用する接続機器を接続する作業、電気機器や蓄電池の電線をねじ止めする作業、電力計やヒューズなどの取り付けと取り外し作業ができます。
インターホン、豆電球、火災感知器などの二次側の配線工事や、電線を支持する柱や枕木を設置したり変更する作業も可能です。
こういった資格がなくてもできる軽微な作業もありますが、基本的に知識がないにも関わらず電気配線に触れるのは思わぬ事故に発展する可能性があります。専門業者に依頼するのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
普段よく使用されている電線もたくさん種類があり、細かく分類されています。次回はもう少し詳しく電線の用途についてお話ししたいと思います。
大阪府堺市で電気工事に関してお困りごとがあればいつでもお問い合わせください。
同時に、弊社では電気工事士の資格をお持ちの方を募集していますので、もし気になっていただけましたらまずはお気軽にご連絡くださいませ。
株式会社フジイ電気設備
代表取締役 藤井祐輔